【体験談】派遣社員から正社員へ!英語力を磨いて年収300万が倍にアップ

外資系ではたらく

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えみぞう
えみぞう

こんにちは、えみぞうです。

仕事での英語使用歴20年のワーママです。

私は現在、製薬関連の外資系企業で正社員として勤務しています。

仕事のイメージとしてはこんな感じです。

職種:英文事務

仕事内容:プロジェクトごとの資料作成やチェック、進捗確認など

英語の使用頻度:6~7割は英語

4技能の使用割合:Reading 40%、Writing 30%、Listening 20%、Speaking 10%

いっしょに働く上司や同僚は日本人ですが、上司の上司はオーストラリア人。

プロジェクトで関わるAPACチームのメンバーはヨーロッパ各国、中国、香港、韓国、アメリカ、カナダとさまざま。

ITやバックオフィス関係だとインド系のスタッフとかかわることが多いです。

メールやチャットでのコミュニケーション中心ですが、彼らとのミーティングも時おり発生します。

また、全体ミーティングではアメリカ、シンガポール、インド、カナダ、オーストラリア、ドイツなど、さまざまな国のスーパーバイザーの話を聞くことになります。

社内ツールもほぼ英語です。

お客様も海外のメガファーマ中心なのでほぼすべて英語です。

TOEICスコアでいうと、700点~あると良いのかなという感じです。

また、勤務内容と給与としてはこんなイメージです:

・勤務形態:完全リモートワーク

・残業:ほぼゼロ。発生した場合の残業代はすべて支給される

・昇給:年1回

・ボーナス:なし

・年収:約600万

えみぞう
えみぞう

業務内容としては完全に一般事務ですが、事務としては高めの収入だと思います。

また、ワーママとしては大変働きやすい勤務体系で助かっています。

そもそも私は今の会社で働くまでは、

・勤務体系:派遣社員

・職種:一般事務

・年収:300万~350万の間を行ったり来たり

という感じで働いていました。

でも派遣社員から正社員になり、年収を倍近くアップさせることができたのは、ひとえに「英語×専門性」のおかげだったと思います。

えみぞう
えみぞう

もし同じように英語を磨いて転職したいなあと考えている人がいたら、この体験談が参考になればさいわいです。

この記事の信頼性
筆者
筆者
  • TOEICスコア975点
  • アメリカとカナダの帰国子女
  • 社内通訳/翻訳歴20年以上
  • 海外ドラマでの英語学習などの情報を発信中。海外ドラマとオンライン英会話で英語力アップを続けています
えみぞう
えみぞう

それではいってみましょう。

【体験談】派遣社員から正社員へ!派遣社員時代は長かった…

わたしは20代後半~30代前半までは派遣社員で一般事務をおこなっていました。

学生を卒業して就職したものの、すぐにやめてしまって海外をぶらぶらしていたりしたので、帰国したときはキャリアほぼゼロといっていい状態。

たいしたキャリアもない自分には正社員も年収アップも無理だろう…

とずっと考えていました。

キャリアについて学生のうちからちゃんと考えていた人にとっては無縁の話だと思います。

でも、やりたいことがなかった自分にとっては

自分の適性を考えながらキャリアを見据える

という作業は途方もなく大変なことでした。

英語ができるといっても、なんの専門性も持たない状態だとなかなか時給アップの交渉もできませんでした。

が、派遣社員としての働き方を工夫することによって少しずつ時給を上げることができました。

そして最終的には派遣先の企業で正社員になりたいことを伝え、無事登用されることになりました。

どんなふうに働き方を工夫したかですが、ポイントは

「働きたい業界、専門性をつけたい業界を考える」

「その業界で有名な企業の派遣社員としてはたらく経験を重ねる」

「その業界特有の英語力を磨く」

の2点だと思います。

【体験談】派遣社員から正社員へ!「働きたい業界、専門性をつけたい業界を考える」

英語で日常会話レベルはできるものの、ビジネス英語はこれから身につけなくてはいけないレベル

そして、特にやりたいこともなかったので、どうキャリアを進めるかについては

「どう悩んでいいかわからない」

という状態でした。

えみぞう
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今思うと本当に何も考えていなかったですが…。

とりあえず、

お給料を上げたい!

という気持ちだけは切実にありました。

お昼には毎日お弁当を作って持って行って節約しても、気づくとろくに貯金もできない状態から抜け出したかったんです。

そして、当時働いていたのはかなりブラックな業界のこれまたブラックな会社。

月に100時間以上残業しても年収300万でした。

「これは、働く業界を替えないとお給料は増えない…」

と痛感し、ない知恵をしぼり、英語が必要とされていて、はぶりのよい業界を考えてみることに。

英語が必要な求人をみると、当時目立ったのは以下の4つでした。

IT

金融

特許

製薬

えみぞう
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「英語ができる」という条件のもと、時給が高めに設定されていたのは大体このあたりの業界でした。

どれも今まで無縁で、かつ難しそうな業界ばかり…かろうじて働き方を想像できたのは製薬業界だけだったので、一念発起して製薬会社の派遣社員の求人探しへ。

【体験談】派遣社員から正社員へ!「その業界で有名な企業の派遣社員としてはたらく経験を重ねる」

この派遣社員の求人探しをしたときにこだわったのは、

とにかく有名なグローバル企業で働く

ということでした。

派遣社員であれば、一流の有名企業で働くのは比較的ハードルが低いですよね!

でも、派遣社員とはいえ、一流企業で働いていたという経験は次の転職のときに活きてきます。

TOEICスコアは当時800レベルでしたが、そこを必死でアピールして、なんとか業界の中では一流とよばれるA社のアドミン業務にありつくことができました。

えみぞう
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アドミンって何?と知らない人には聞かれますが、事務的お世話係のようなものです。

役職のある社員についていろいろ雑用をこなすイメージです。

部署全体をサポートする場合もあり、その場合はグループアドミンと呼ばれます。

えみぞう
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本当にセクレタリー(秘書)業務を狙いたかったですが、社外秘の情報にふれることが多いせいか、正社員でないと枠がありませんでした。

A社のアドミン業務は多岐にわたりました。

タクシーや新幹線の予約

会議室予約

社員とのmtg設定

ケータリング発注

飲み会やランチ会のお店探しと予約

議事録とり and more…

雑用をこなすうちに部内の人にも信用してもらえるようになり、その中で英語が使いたいことを伝えてアピールすると、少しずつプレゼンで使用するスライドの英訳なども任せてもらえるようになりました。

A社では約1年勤務し、紆余曲折を経て今のB社に派遣社員として応募しました。

応募条件として「製薬会社勤務経験者」とありましたが、このときに上記の製薬会社、それもグローバル企業での勤務経験が活きました。

たとえたった1年、それも雑用をこなすことが多かったキャリアであってもです。

無事B社に採用されることになりました。

えみぞう
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B社で派遣社員として2年ほど働いたあと、上司に相談して正社員に応募したいことを伝えて約半年後、B社で正社員として採用されることになりました。

【体験談】派遣社員から正社員へ!「その業界特有の英語力を磨く」

あとはひたすら、その業界での経験を積み重ねて

とにかくその業界で必要な英語を磨く!

に尽きます。

私の場合でいえば、とにかく読み書き中心だったので、こんな練習を続けていました。

・英語を多読し、読むスピードを上げる練習をする

・ビジネスメールの定型句を丸暗記し、すぐにメールを書けるようにしておく

そして苦労したのはやっぱり英単語です!

治験責任医師:investigator

顧客(依頼者): sponsor

被験者:subject

など、業界特有の意味の英単語がつづくので、覚えるのに一苦労…。

コツコツやって、B社に入って3年ほど経った今は、特に大きな問題なく業務がすすめられている感じです。

【体験談】派遣社員から正社員へ!まとめ

振り返ると、無軌道だった自分のキャリアを修正できたのはやっぱり英語力のおかげだったと思います。

帰国子女だから英語苦労しないでしょ?

とよく言われますが、ビジネス英語はほぼ初心者からのスタートでしたし、業界にまつわる英語をひとつひとつ覚えなくてはいけないという点では苦労しました。

それでも「お給料上げたい!」という一心でやってきた結果、努力がそれなりに形になってくれたと感じます。

大変なこともたくさんありましたが、あの時あきらめなくてよかったなと思いますし、少しずつ上がる自分の英語力に励まされながらやってこれたと実感します。

もし同じように派遣社員からキャリアアップしたい!と考えている方がいたら、英語はコツコツやれば必ず自分の力になってくれると思います。

えみぞう
えみぞう

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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