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海外ドラマって楽しいですよね!
でも、字幕があればもちろん意味はわかるけど、英語がわかればもっと細かいニュアンスまで楽しめるのに!
と思うことありませんか?
海外ドラマは、よく聞いていると怒ったときに他人をののしる言葉や悪口がたくさん出てきます。
“Asshole!”とか、
“Douchebag!”とか…
すごく怒ってることは伝わってくるけど、それぞれどういう意味なんだろ?
大人気のNetflix「ストレンジャーシングス」でも、悪口や相手をののしる言葉はとてもたくさん出てきます。
それぞれのこまかい違いを、使われているシーンとともに解説していきます。
みんなちゃんと使い分けてるんです!
ストレンジャーシングスで英語学習:asshole: バカ、卑劣なひと
Assholeは「バカ、嫌な奴」のほか、「いじわる(mean)な人」「卑劣 (contemptible)なひと」
という意味でよく使われます。
英英辞書にもこんな定義が載っています。
Asshole – foolish, mean, or contemptible person
Collins Dicitionary
Season 2 で、ゲームセンターで遊ぶためのお金欲しさに、ナンシーの貯金箱から小銭をくすねるマイク。(ひどい…)
すぐさまナンシーに見つかり、ありったけの小銭を握りしめて自転車で逃走します。
そんなマイクの背中にナンシーは“Asshole !”と絶叫。
これはたしかに卑劣。
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このふたりって、よくケンカする姉と弟の関係がすごくリアルに出てますよね
ストレンジャーシングスで英語学習:douchebag: バカ、余計なことをするウザいやつ
douchbagはもともと、女性器を洗浄するためのの小さな袋状の器具のこと。
Wikipediaには”douche”の例としてこんな画像がありました。
そのため、この言葉はふつうに「バカな人」「愚かな人」という意味以外にも、女性に対していやなことをする男性にむけて使うことがあります。
それも、「余計なことをする人」「うざい人」という意味で使うことが多いです。
Season 1 では、マイクがナンシーの彼氏スティーブの存在を夕食の席で両親にばらしてしまい、ナンシーは
“You’re such a douchebag, Mike!”
と絶叫し、怒って夕食をほっぽり出して自分の部屋にこもってしまいます。
またSeason 3の最終回では、ロビンとスティーブがレンタルビデオ屋の面接を受けるとき、ビデオ屋のオーナのキースはスティーブのことを
“He is the douchebag of the highest order” (やつは最高クラスのバカだ)
と言っています。
この場合はただのバカという意味で使っているようですが…。
ろくに映画を観ていないため好きな映画ベストスリーを即答できず、とんちんかんな答えばかりするスティーブは「余計なことばかりするやつ」という意味も含んでいるのかも?
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ストレンジャーシングスで英語学習:mouth-breather: バカ、まぬけ
これはSeason 1でよく出てきていました!
鼻ではなく口で呼吸するバカづらをした人、転じて「まぬけ」な人に使っています。
Season 1では、エルが奇妙な服装でスーパーマーケットに入っていき、それを呆気にとられて見ている店員に向かって言っていたのが印象的でした。
Google Ngram Viewer でみると、1910年代頃に流行ったことばで、今はかなり死語なのかなという印象です。
Google Ngram Viewerは、Google Books (出版物)の中に登場する言葉を検索し、登場頻度を時系列で見ることができるサイトです。
その言葉が死語なのか、今でも使われている言葉なのかが一目でわかります。
こうしてみると、使用頻度は1910年度以降は激減しているので、今ではあまり使われていないことがわかりますね。
ストレンジャーシングスで英語学習:dingus: (関西弁的な)アホ
dingusはもともとは「名前のわからないもの、人」のこと。
日本語だと「なにがし」とか「なんとか」という感じです。
Season 3から登場するロビンはこの言葉をしょっちゅう言ってます。
レンタルビデオ屋の面接に提出する履歴書に、自分の母親からの推薦状をつけたスティーブ。
そんなスティーブに向けてロビンは
“You’re such a dingus.”
と言い放ちます。
英英辞書によると、
「ぼんやりした(dim-witted)、ばかな(silly)、バカげた(foolish)人のこと 。冗談やフレンドリーな意味合いで使うことが多い
とあります。
a dim-witted, silly, or foolish person —often used in a joking or friendly way
Merriam-Webster
Assholeなどと比べるとそれほどキツい言い方ではなく、関西弁の「アホやな~」のような感じです。
ロビンはテンションが高いのにいつもダルそうという不思議なキャラだけど、性格はおだやかで頭がいいんですよね♪
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ストレンジャーシングスで英語学習:dipshit: バカ、無能な人
ホーキンスに迫る怪異に気づきつつあるホッパー。
俄然やる気が沸き上がるホッパーですが、部下たちは相変わらずやる気なし。
あたりが暗くなってきたので調査を切り上げた、と言うやる気のない部下に対して
“They’re called flashlights, you dipshits (懐中電灯を使えよ).”
と言い放ちます。
a stupid or incompetent person
Merriam-Webster
「アホで無能 (incompetent) な人」という意味合いで使うことが多いです。
ストレンジャーシングスで英語学習:prick: いじわるな、感じがわるい男
prickはおもに男性に対して使います。
お高くとまった人、いじわるな人、という意味です。
prickについて、英英辞書にはこんな定義が掲載されています。
If someone calls a man a prick, they are indicating that they do not like him and that they think he is stupid and unpleasant.
Cobuild Dictionary
prickはもともと「刺すこと」という意味。
転じて、バカという意味のほか、いっしょにいて不快な気分になる男性のことをさします。
一連の騒動を経てスティーブと仲良くなったロビンは、スティーブのことを嫌っているキースに向かって、
He was a bit of prick to us in high school, I’ll grant you that.
(高校ではイヤなやつだったのは認めるわ)
と話しています。
どちらかといえば nerd のロビンとキースにとって、prom king のスティーブは鼻もちならない存在だったんでしょうね~
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ストレンジャーシングスで英語学習:priss: 堅物、お高く止まった女
おもに女性に対して使う言葉で、「お高く止まっている堅物の女性」「おせっかいで口うるさい女性」
という意味です。
英英辞書の定義はこちら:
Prissy – overly prim and precise.
Cobuild
英英辞書には overly prim (堅苦しすぎる) and precise (細かすぎる)ひととあります。
学級委員っぽい女の子を悪くいうときに使うイメージかな~
「誰かを本気で好きになったことある?」
というロビンの質問に対して
「あるよ、ナンシーだよ」
と答えるスティーブ。
“She’s such a priss. (あの堅物女ね)”
とくさすロビン。
こののちナンシーとロビンは仲良しになりますが、ナンシーは深く付き合わないとお高くとまった子に見られがちですよね。
ナンシーは典型的な優等生キャラですよね。
演じているナタリア・ダイヤーも内向的でSNS嫌いな、とてもまじめな子のようです。
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ストレンジャーシングスによく出てくる悪口まとめ
ストレンジャーシングスによく出てくる悪口、まとめるとこんな感じです。
ちょっと意識しながらドラマを観ると、よりキャラクターの性格が浮かび上がってきそうですね!
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- asshole バカ、卑劣なひと
- douchebag バカ、余計なことをするウザいやつ
- mouth-breather バカ、まぬけ
- dingus (関西弁的な)アホ
- dipshit バカ、無能なひと
- prick いじわるな、感じがわるい男
- priss 堅物、お高くとまった口うるさい女
ストレンジャーシングスは英語の勉強にも良いですよ!
ほかの英語表現も参考にしてみてくださいね。
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