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仕事でインド系の人と話す機会があるけど、ぜんぜん聞き取れない!
多少英語に自信持っていたけど、こんなに聞き取れないなんて…
もしかしたら自分の英語力は相当低いのでは…?
と思ったことはありませんか?
わかります!
英語力に自信がついてきても、相手の話していることが聞き取れないと凹みますよね。
特にインド英語、いわゆるHinglishは独特のアクセントがあって聞き取るのが一苦労。
でもコツをつかめば、意外と少しずつ分かるようになってくるんですよ。
①インド英語はなぜ聞き取れないのか
②インド英語を聞き取れるようになるために、どう対策すればよいか
を紹介していきたいと思います。
私は元外資系勤務社員ですが、ITのサポートや事務作業などでインド系のスタッフと電話でやりとりする機会がよくありました。
たとえばITのサポートで電話するときは、こちらのPCで起こっている問題を伝え、相手の説明を聞くのですが、
今なんて言っているかまったく分からなかった…
と愕然とすることが時々ありました。
こちらもPCが使えなくて焦っているし、自分のPCに起こっている症状を英語で伝えるのが精いっぱいだからかもしれませんが、
「OK、%&C’?’>#$=!!!」
という風に本当に何も聞き取れないことがあったものです。
“Could you please say that again?“
(もう一度言ってください)
“I’m afraid you are breaking up. Could you please type what you just said into the chat box?“
(すみませんが回線の状況が悪いようです。今おっしゃったことをチャットボックスに入力してもらえませんか)
(本当はちゃんと聞こえてるんだけど)
と冷や汗をかきながらお願いして、なんとかコミュニケーションがとれたこともありました。
でも、日本人がインド英語が聞き取れないのにはちゃんと理由があるんです。
その理由を知り、対策を積み重ねれば、インド英語は必ず聞き取れるようになれます。
それでは詳しくみていきましょう。
インド英語はなぜ聞き取れないのか
私自身も外資系企業勤務だったときに、いろんな国のスタッフと直接話す機会がありました。
でもその中でもインド英語は群を抜いて聞き取りづらいと感じてしまいます。
もちろん中にはクセのない英語を話す人もいて、そういう人に当たるとホッとしますが、そうじゃない人のほうが圧倒的に多いのではないかと思います。
なぜ聞き取りづらいかと考えると
- 発音のクセがとにかく強い
の一言に尽きるのかなと感じています
(日本人の英語も相手にとっては聞き取りづらいのでしょうが)。
ほかにも、インド系の人のコミュニケーションや英語表現はこんな特徴があります。
ダメ元で交渉してくる人が多い
→日本人からみると押し出しが強いと感じる
何回も同じ話をくりかえす
→何回も繰り返すのがていねいな話し方であるという文化がある
インド英語特有の単語表現がある
・名前 name → good name
・どういたしまして You are welcome → Mention not
・とても very → very very (重ねて強調することが多い)
これらの特徴も、インド人と仕事をするうえでは知っておいて損はないでしょう。
それでも、仕事をするうえでやっぱり一番攻略しておきたいのは「インド英語特有のアクセント」ではないでしょうか。
何を話しているかが分からないと、文字どおり話になりません。
もっとも特徴的である、インド英語のアクセントについて簡単に説明します。
インド英語が聞き取れない!アクセントの特徴
インド英語の話し方の特徴について、大きく以下の5つをおさえておくだけで、ぐっと理解しやすくなると思います。
すぐに全部聞き取れるようになるわけではないですが、
「もしかして今、こういうことを言ったのかな」
と予測するヒントにはなってくるので、コミュニケーションがとりやすくなると思います。
それではひとつずつみてみましょう。
インド英語が聞き取れない!特徴①基本的にアルファベットをすべて発音する
英語には「スペルには含まれているけど発音しない」という単語が存在しますよね。
サイレントレターと呼ばれています。
- knowledge ノウレッジ
- knife ナイフ
- muscle マッソー
- wednesday ウェンズデイ
など。
ですが、インド英語では、アルファベットをすべて発音する話者が多いです。
そのため、以下のようになるのです。
- knowledge ノウレッジ → クノウレッジ
- knife ナイフ → クナイフ
- muscle マッソー → マスクル
- wednesday ウェンズデイ → ウェドゥネスデイ
こういったことを知っておくだけでも、インド英語が聞き取れないという問題を解決する手立てになってきます。
インド英語が聞き取れない!特徴②Rはしっかり巻き舌で発音する
インド英語というとすぐに思い浮かぶ特徴は、強いRの発音ではないでしょうか。
- rain レイン → レレレイン
- run ラン → ラララン
- travel トラベル → トラララベル
というふうに、非常に特徴的なアクセントをしていると思います。
Rが多い単語が続くと、そちらの音に気をとられてしまい話の内容が入ってこなくなるほど。
耳を慣らしておくことによって、この音にあまり気を取られず話に集中できるようになってきます。
インド英語が聞き取れない!特徴③「TH」は「T」と発音する
次に特徴として挙げられるのは、「TH」の発音。
日本人にとってもむずかしい発音ですが、インド英語では「TH」ではなく「T」と発音されることが多いです。
- thank you → タンキュウ
- that → タット
- there → テア
という具合です。
THの発音は英会話でよく登場するので、これも知っておかないとやはり電話会議などで
「???」
となるはめに。
「多分、今 thank you って言ったんだろうな」
と耳が慣れてくると少しずつ予想がつけられるようになってくると思います。
インド英語が聞き取れない!特徴④「W」は「V」と発音する
これもなかなか手ごわい特徴ですが、インド英語では「W」を「V」と聞こえるように発音する人が多いです。
- with ウィズ → ヴィズ
- where ウェア → ヴェア
- what ワット → ヴァット
といった具合です。
Wの音も登場する単語がとても多いため、インド英語に苦手意識をもってしまう理由のひとつになりますね。
インド英語が聞き取れない!特徴⑤「F」は「B」と発音する
最後になりますが、これも曲者の発音です。「F」は「B」の音に変わるときがあります。
- fire ファイヤー → バイヤー
- fix フィクス → ビクス
- for フォー → ブォ―
ここまでくると、文脈から何を言っているかを推察するしかないという感じになってきますね…。
というふうになかなか難しいインド英語ですが、ではどうすれば聞き取れるようになるのでしょうか?
インド英語が聞き取れない!とにかく何回も聞いて慣れよう
ひとことで言うと
解決策:慣れるしかない
という感じなのですが…。
それでも慣れるために勉強するなら「楽しく、効率よく」したいところですね。
私は以下の方法で耳を慣らし、「インド系SE、どんとこい!」と思えるようになりました。
インド英語のアクセントに耳を慣れさせる方法ベスト3:
- VR英会話で慣れる
- オンライン英会話で慣れる
- インド映画などで慣れる
どれもオーソドックスな方法ですが、ちゃんと効果は実感できました。
自転車に乗るのと同じで、一度インド英語のアクセントに耳が慣れると、そのあと極端にインド英語に対するヒアリング力が落ちるということは経験上ありません。
短期集中でインド英語に対するヒアリング力をつけておけば、そのあともずっと使えるスキルになります。
一番の時短はVR英会話のスマート・チューターです。
短期間で慣れることができるので、スピード重視の人にはもっともおすすめです。
\ 3か月でTOEIC100点近くアップした人も /
インド英語が聞き取れない!ベストの対策第1位: VR英会話でひたすら耳を慣れさせよう
スマート・チューターはVRを使用してAIを相手に英会話を練習する、「英会話の壁打ち」のようなサービスです。
ビジネスシーンに特化しているのが大きな特徴です。
そして、システム・エンジニアに多いインド系の人の英語や中国人の英語のアクセントも取り入れたレッスンコースが用意されています。
VR機器を使用して、AIを相手にしゃべるので、恥ずかしいな…とか考える必要がまったくないです!
わたしはVR内に登場するインド人スタッフにひたすら同じ話を繰り返してもらいました(笑)
スマートチューターは数々の大企業に導入されている実績が豊富。
こちらのインタビューではヒューレット・パッカードでの導入事例を紹介してあります。
また、リスニングも強化されたと感じます。スマート・チューターでは、インドなまりの登場人物など多国籍の英語話者も登場します。多国籍アクセントの多様な英語に触れられ、結果的にリスニング能力の向上に繋がったと感じます。
スマート・チューターではインドなまりの登場人物をはじめ、多国籍の英語話者が登場する点が英語研修に効果的であったと社内の方が述べています。
何回でも練習につきあってくれるのがVR英会話のよいところ。
しかも、自宅で気が向いたときに実践的な内容の英会話をインド英語なまりで聞けるのは、実力アップに最適です。
スマート・チューターのアプリバージョンのモニターをさせていただきましたが、開発者の方によるとGDPの高い国順にVRを作っているそうです。
そのためアメリカ、中国、インドといった国の人のなまりもよく研究されていますよ。
\ 3か月でTOEIC100点近くアップした人も /
インド英語が聞き取れない!ベストの対策第2位: インド人講師のいるオンライン英会話で習う
DMM英会話は24時間、110か国以上の講師とレッスンできるコスパ最強のオンライン英会話。
国籍を限定して検索することができて、もちろんインド系の講師も在籍しています。
DMM英会話は国別に先生を検索することができます。
今回はインドと、インド英語に非常にアクセントが近いといわれているパキスタンを同時に検索してみました。
インド人の先生を検索すると、2024年6月時点で92人ヒットしました!
インド人講師50名、パキスタン人講師42名が在籍していることがわかりました。
インド英語にもっと慣れたいなら断然おすすめはDMM英会話です。
Hinglishネイティブの先生を相手にリスニング力を鍛えておけば、いざという時もあわてないで済むかもしれません。
注意点ですが、ほとんどの先生はきれいな英語を話すことができます。そのため、インド英語に耳を慣らす練習をしたいときは
「Hinglishに慣れたいので、Hinglishアクセントで話してほしい。どうしても分からなかったら普通の英語を話してほしい」
とリクエストして練習に付き合ってもらうことが必要かと思います。
\ 会話を楽しみながら実力アップ /
インド英語が聞き取れない!ベストの対策第3位: インド映画で耳を慣れさせよう
近年ますます勢いを増すインド映画。
特にボリウッド映画は洋画とも邦画とも異なる、独特のストーリーとテンポが魅力ですよね。
バリエーション豊富なインド映画ですが、インド人が英語を使って話すお話もたくさんあります。
私のおすすめは「マダム・イン・ニューヨーク」と「パッドマン」!
どちらももともと英語が不得意だった主人公が少しずつ英語でコミュニケーションをとれるサクセス系の話なので、インド英語に耳を慣れさせるのに最適ではないかと思います。
\マダムインニューヨークも観られる!/
インド英語が聞き取れない!インド映画「マダム・イン・ニューヨーク」で耳を慣らそう
英語ができないインド人のお母さんが主人公で、ひょんなことからニューヨークで英語を学習することになります。
専業主婦で英語ができず、家族にもなんとなくバカにされているお母さんが、少しずつ自立の道を歩みながら英語を身に着けていく、最後は感動で泣けるストーリー。
ニューヨークのカフェで英語が通じず、店員さんが怖くてパニックになってしまう場面は共感する人も多そう…
「英語学習の苦労あるある」も「英語学習の喜びあるある」も同時に楽しめるおしゃれな映画です。
監督はインド人女性で、自分のお母さんをモデルに構想を考えた作品だそう。
インド英語のアクセントに耳をなじませるにはおすすめの一本です。
インド英語が聞き取れない!インド映画「パッドマン」で耳を慣らそう
「パッドマン」はインド人男性が主人公。
平凡な男性が、妻のために生理ナプキンを普及させようと奮闘する、実話ベースのストーリーです。
インドの一部の地域では、女性の生理は穢れと考えられ、ナプキン自体ほとんど普及していなかったそうなんです
主人公は思いきりインド訛りの英語でしゃべってくれますし、インド人特有のコミュニケーション文化もわかってくるので、インド英語に慣れたい人にはおすすめしたい一本です。
\ ムトゥ踊るマハラジャも観られる /
インド英語が聞き取れない!まとめ
なにかとハードルが高いと感じるインド英語の聞き取りですが、慣れれば必ずコミュニケーションがとれるようになります。
ぜひ自分に合ったやり方で耳を慣らしていってみて下さいね。
英語に苦手意識があると、自分でも気づかないうちに会社でのコミュニケーションが消極的になっていってしまいます。
が、インド英語のヒアリングにも自信が持てるようになると、仕事で英語を使うのもますます楽しくなってきます。
英語学習は努力を裏切りません。
少しずつ英語ができるようになっていく快感を忘れずに、地道に続けていきましょう。
もし外資系への就職を考えているなら、自分の英語力をILR Scaleで測っておくといつか役に立つかもしれません。ILRを知らない人はこちらの記事も参照してみてね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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