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ビジネス英語をできるようになりたいけど、自分にとって必要な英語学習って何だろう?英語教材はたくさんあるけど、自分には何が最適なのかな…
ビジネス英語を身に着けるために勉強していても、時々そんな疑問にぶち当たるときがありますよね。
ビジネス英語を学習するうえで、迷わないための指針のようなものを知りたいな。
そう考えている人は、NHK語学講座で有名な大西泰斗先生と、大西先生の兄でエリートビジネスパーソンでもある大西徳昭さんの共著「ビジネスパーソンの英語」を手に取ってみてはどうでしょう?
ビジネス英語の学習をすすめるうえで、迷うことが格段に減るはずです!
この記事では「ビジネスパーソンの英語」を読むと、英語学習に関する迷いがすごく減る!と私が感じた理由を紹介したいと思います。
この本が気になったら、ぜひ自身で手に取って読んでみて下さいね。
一度読んでおくと、英語学習の時短に役立つことまちがいなしです。
結論からいうと
・ビジネス英語は自分に必要な英語力が身に着けられればよい
・そのために必要な学習内容を自分で考え抜いて計画しよう
ということを伝え、そのための方法を分析している本です。
【NHK語学の大西泰斗先生著作レビュー】ビジネスパーソンの英語とは?
この本はNHK語学講座で有名な大西泰斗先生と、その実兄でビジネスマンの大西徳昭(なるあき)さんによる共著です。
大西先生はクオリティの高さで定評のある、NHK語学講座の解説を担当している先生。
別の著書、「一億人の英文法」は切り口の新しい文法書として英語業界では大ベストセラーになっています。
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一年使うと、仕事で「英語できます」と自信をもって手を挙げられるようになると思いますよ
【NHK語学の大西泰斗先生著作レビュー】「ビジネスパーソンの英語」のキモ
結論から言うと、「ビジネスパーソンの英語」のポイントは以下の2点にまとめられるのではないかと感じました。
本業ですでに忙しいビジネスパーソンは、仕事で通用する「自分が必要な英語力」を身につけられれば十分で、完璧を目指す必要はない→そこそこでよい
そのためにはゴール設定と、ゴールに向けた英語学習法のPDCAを繰り返し、自分に合った英語学習法を見つけていくことが大事→ゴール設定が命
この2点だけでも、ビジネスパーソンが英語学習をすすめる際に頭に入れておくだけで、学習がグッとラクになるのではないかと思います。
ちなみに前書きにあたる部分は大西先生と兄者の大西さんによる兄弟間のメールのやりとりという形式で始まっています。
兄弟ならではの歯に衣着せぬ言い合いが面白いです(笑)
大西先生いわく、英語業界は言ってみれば
「零細せんべい屋の集まり」。
英語の先生それぞれが、良いと思った方法を発信しているに過ぎず、自分もその中のひとり。
つまり個人商店の集まりなわけで、
「それぞれは部分最適かもしれないけど、全体最適にはならない」。
だから
「その英語学習法がすすめる方法でやみくもに文法や単語を勉強しても、必ずしも自分が必要とする英語力に到達するとはかぎらない」
というわけです。
そもそも「英語ができる」はその人によってゴールが違う。
仕事するのに困らなければいいわけで、発音が独特でも二度と使うことがないであろう難しい単語を知らなくても困らないよね?
というわけです。
たしかに、私自身も痛感しますが、英語学習をしていると
「完璧にしたい…!」
という欲求が出てきます。
知らない単語に出会うと落ち込んだり、他人の英語のアラが目についてきたり。
でも、そんなことを突き詰めたところで、自分が求める英語力を達成できるわけではないんですよね。
自分にとって過不足ない英語力が身につけばいいわけです。
そしてそのためには自分に必要な英語力は何か。それを達成するためには今、何が足りないか
にフォーカスすれば、無駄を省いた学習ができるようになります。
「ビジネスパーソン」と一口にいっても、このお兄さんの経歴がすごいんです。
慶應義塾大学法学部政治学科卒
米国でMBA取得
国際プロジェクトを多数経験
様々な企業の経営ブレーンとして世界を渡り歩いている一流エリート
その手のスーパービジネスパーソンの方らしく、ユーモアを忘れない語り口も魅力的な一冊です。
【NHK語学の大西泰斗先生著作レビュー】「ビジネスパーソンの英語」の章立て
「ビジネスパーソンの英語」の章立ては以下の通りです。
※実際には他のネーミングとなっていますが、分かりやすくいうとこんな内容が述べてあります。
第1章 そもそも「英語ができる」とはどういう意味?
第2章 自分の英語力向上プロジェクトを始めよう!
第3章 4技能それぞれのキモ
第4章 基礎文法
第5章 控えめであることをやめよう
【NHK語学の大西泰斗先生著作レビュー】「ビジネスパーソンの英語」第1章 そもそも「英語ができる」とはどういう意味?
第1章の内容は、上記にまとめたことが伝えてあります。
本業ですでに忙しいビジネスパーソンは、仕事で通用する「自分が必要な英語力」を身につけられれば十分で、完璧を目指す必要はない→そこそこでよい
そのためにはゴール設定と、ゴールに向けた英語学習法のPDCAを繰り返し、自分に合った英語学習法を見つけていくことが大事→ゴール設定が命
ではそのゴール設定をするためにはどうすればいいか?を述べているのが続く2、3章です。
【NHK語学の大西泰斗先生著作レビュー】「ビジネスパーソンの英語」第2章 自分の英語力向上プロジェクトを始めよう!
この章では「英語学習で遠回りしないために」ということが述べてあります。
遠回りとは
やみくもに英語学習本に手を出したり、とりあえず英会話学校へ通ったりすること。
そうではなく、最短で自分が望む英語力を手に入れられる方法を考える必要があります。
自分が望む英語力は、基本的に自分にしかわかりません。
1人でやるしかないからこそ、本気の意思力が大事。以下のことを肝に銘じようとあります。
(良いことが書いてあったので一部抜粋したいと思います)
楽ではないこと(楽しむことは大事)
そこそこでいい。完璧は目指さない
自分に合うものにこだわること
あきらめない
などなど。
自己啓発的な内容になっていますが、それだけ英語力取得個人プロジェクトには意思力が欠かせないことが強調されています。
さらに、自分のゴールを設定するためには
構築したい自分のブランドは?とイメージすると分かりやすい。
とあります。
ここまで落とし込むと、必要な英語力がだんだん見えてきますよね。
など。
このほかにも、
では時間とお金をどう配分するべきか?
どうやってPDCAを回すか?
といった具体策をこれでもかと紹介してあります。
そこからさらに具体的なことを知りたい人は、ぜひ本を買って読んでみて下さいね。
英語学習を始める際に、この計画マップがあると本当にラクですよ!
【NHK語学の大西泰斗先生著作レビュー】「ビジネスパーソンの英語」第3章 4技能それぞれのキモ
この章では、Speaking、Listening、Reading、Writingの4技能をそれぞれ伸ばすためのおすすめ方法やアドバイスが満載です。
これも、ぜひ読みたいという人は実際に本を手に取ってみて下さい。
4技能の学習をすすめていくと、「ベース」の必要性がわかってきます。
ベースとは
基礎文法力の向上
より幅の広い語彙と言い回し力
のこと。
特に基礎文法力は、英語学習を進めればすすめるほど、その必要性を痛感するようになる、とあります。
これもまさにその通りで、やっぱり中学・高校で学習した英文法って避けては通れないんですよね…。
英文法は苦手だったな、という人もここで改めて勉強するとしないとでは1年後の英語力に大差がついてきます。
そのためにきっちり復習しよう、といったことが書かれています。
さらに次の章では、その英文法を社会人が改めて学習する際のポイントを、弟の大西泰斗先生が満を持して解説しています。
【NHK語学の大西泰斗先生著作レビュー】「ビジネスパーソンの英語」第4章 基礎文法
文法についての第4章は、弟の大西泰斗先生が全面的に説明しています。
ポイントは「英語は配置の言葉」であるということ。
この辺りの内容は英語学習本のオバケベストセラー「一億人の英文法」に明るいです。
英語は配置で意味が変わってくる言語であり、それを習得してネイティブの感覚で話せるようになるにはパターンプラクティス、つまり配置のパターンをひたすら覚えて自分のものにすることが必要、とまとめています。
【NHK語学の大西泰斗先生著作レビュー】「ビジネスパーソンの英語」第5章 控えめであることをやめよう
これは少しおまけ的な内容ですが、タイトルそのままに
英語を話すうえでは、控えめであることはやめよう
ということを述べてあります。
日本人は謙遜を美徳とする国民性。
でも、英語を話すうえではその美徳はいったん横に置いておきましょう。
大西昭徳さんの経験談をふまえながら、たとえ間違っていても話すということがどれだけ大事かが改めて説明してあります。
【NHK語学の大西泰斗先生著作レビュー】ビジネスパーソンの英語まとめ
この本のキモは以下の2つにまとめられると思います。
自分にとって仕事で必要な英語力は何かを考える
その英語力を身に着けるためには何を学べばいいかをPDCAを回しながら考える
要約するととてもシンプルですが、
「この学習法さえやっていればいいはず…!でもなぜか英語力が上がらない…」
と感じている人にはぜひこの本で自分の英語学習法をいま一度見直してみると、結果的に時短になるんじゃないかと思います。
大西先生の手がける英語教材についてもっと知りたい!と思った方はぜひこちらもチェックしてみてください。
\ 「英語できます」と自信をもって言えるようになる /
最後までお読みいただきありがとうございました!
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