絵本選びに迷ったらここ!絵本ラウンジLOOPなかの行ってみた感想&読み聞かせのコツ

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絵本の読み聞かせは子どもの心と脳の発達にとってもいい影響を与えてくれる、魔法みたいな習慣です!

でも、どの絵本を選ぶのかが意外と大変だったり、読み聞かせをうまくやるのってむずかしい…と感じたり。

そんなときに参考になる場所「絵本ラウンジなかのLOOP」へ行ってみました。


絵本ラウンジLOOPなかの行ってみた感想:絵本の読み聞かせ、こんなにすごい効果がある!

  • 言語力がぐんぐん育つ:語彙や表現力が自然と増える
  • 想像力・創造力の向上:絵とストーリーで想像する力が育つ
  • 親子の絆が深まる:スキンシップ&信頼関係を築ける
  • 集中力・聞く力が育つ:じっくり話を聞く練習になる
  • 感情理解・共感力が育つ:「人の気持ちを思いやる力」が身につく

絵本の読み聞かせは、言葉の発達だけじゃなく、心や社会性、学力の基礎まで育ててくれる、まさに“育脳タイム”。

いわゆる非認知能力を飛躍的に伸ばしてくれる方法です。

とはいえ、親としてはこんな悩みがありますよね。

  • 子どもに絵本をたくさん読み聞かせしてあげたいけど、図書館の絵本の品ぞろえが物足りない
  • 良い本をたくさん見せてあげたいけど、どんな本がいいの?選書ってむずかしい!
  • 読み聞かせのコツを知りたい!子どもが飽きない読み方は?

こんな悩みがあるときは、中野の「絵本ラウンジLOOP なかの」を訪れてみてはいかがでしょうか。

5000冊もの絵本があるので、悩ましい絵本の選書の悩みを一掃してくれます!

「絵本ラウンジLOOP なかの」は、2024年5月24日に中野セントラルパークイースト1階にオープンしました。運営は一般社団法人B.A.E.育英会が行っており、約5,000冊の絵本が所蔵されています。

とてもきれいなビルの1Fにあるのが絵本ラウンジLOOP なかのです。

エントランスを入ると、広がる絵本の世界が!

一般社団法人B.A.E.育英会公式HPより

明るくてきれいな雰囲気で、子どもが少し騒いでも平気です。

絵本選びに迷ったらここ!なかのLOOPってどんなところ?

館内は4つのテーマ別エリアに分かれています。

「なかのループ」では中野に関連する絵本や漫画、小説が集められ、壁面ギャラリーも併設されています。

「ベビーループ」は2~3歳向けの絵本が並ぶクッションフロアで、靴を脱いでリラックスしながら絵本を楽しめます。

「せかいループ」には60か国の海外の絵本が集められ、各国の文化や風習を学ぶことができます。

「まなびループ」では科学や学習、インクルーシブ系の絵本が取り揃えられ、小学生くらいのお子さんにもぴったりです。

たとえばこちらは「まなびループ」の科学のコーナー。

子どもに聞かれると答えにつまる、

「なんで雲さんはお空にあるの?」

「土って何でできてるの?」

という素朴な質問にも答えてくれる絵本が沢山あります…!

さらに、施設内には3壁面と床を使った4面映像投影の「シアタールーム」があり、定期的に上演をおこなっています。

シアタールームの入り口。ピアノも置いてあります

絵本選びに迷ったらここ!なかのLOOPってどんなところ?利用について

利用についての概要は以下のとおりです。

  • 開館日は火曜日から土曜日(日曜日と月曜日は休館日)
  • 時間は午前10時から午後5時まで
  • 入館料は高校3年生までの子どもは無料、大人は1日利用で500円
  • 年間パスポートもあり、3,000円からのプランが用意されています

イベントも定期的に開催されており、子どもをもつ親にとっては興味深いものばかり。

東京新聞主催のイベント「てらす まなぶ ダイバーシティのこと~絵本で学ぶ多様性」という回に参加させていただきました。

絵本選びに迷ったらここ!絵本ラウンジLOOPなかののイベントに参加してみた

絵本ラウンジLOOPなかの公式Xより引用

アナウンサーで絵本専門士でもある野田英里さんと、絵本を通して親子でダイバーシティ・多様性について体験的にまなびました。

私は今回初めて知りましたが、絵本専門士は国立青少年教育振興機構による資格です。

絵本専門士養成講座を受講し資質・能力が基準を満たしていると評価されれば資格取得ができますが、実は難易度が高く、狭き門です。

❶保育士、幼稚園教諭など子どもや絵本に関する資格を有していること

❷絵本に関する実務経験が3年以上あること

❸絵本に関わる活動を3年以上行っていること

❹絵本学、児童文学、美術について研究実績などがあること

この要件を満たすだけでもだいぶ人選が限られてきますね。。

最新の公的なデータによると全国で637名しかいないそうです!

野田英里さんは雑誌「VERY」の『VERY児童館』でも有名で、今回は

「みんなちがって、みんないい」

ということを、絵本を通して紹介していました。

中でも読み聞かせで素敵だったのは「とんちゃんってそういうネコ」。

絵本選びに迷ったらここ!絵本ラウンジLOOPなかの行ってみた感想:読み聞かせのコツ

実際に絵本専門士であるかたの読み聞かせを生でみて、感じたコツは以下の通りです:

  • ゆっくり、はっきり読む → 子どもが言葉を聞き取りやすくなります。
  • 声に感情を込める → 登場人物の気持ちを表現すると、物語に引き込まれやすくなります。
  • 絵も一緒に見せる → 絵と文章がつながることで、理解しやすくなります。
  • 子どもの反応を受け止める → 笑ったり質問してきたら、しっかり受け止めて会話のきっかけに。
  • 読み終わったあとも楽しむ → 「どこが好きだった?」「○○くんはどうする?」と感想を聞いてみると理解が深まる

また、わたしの印象に残ったのは、

「本のページを最後まで見せる」

ということ。

本文が終わった後、最後に空白のページや作者紹介のページが1~2枚ありますよね?

そのページも、ゆっくりとめくって子どもに見せてからぱたんと静かに本を閉じると、お話の余韻がすごく味わえる!

ということを痛感しました。

ふだん、どうしても作業として義務的にやってしまう読み聞かせなのですが、以上を意識して家でもさっそく真似してみました。

いつもよりゆっくり読むことを意識して、最後のページまで味わうようにゆっくりとめくって…というふうに読むと子どもたちは最後まで本に引き込まれてくれていたように感じます。

もちろん、なかのLOOPのスタッフさんにも質問しても、読み聞かせのコツについて教えてくれます。

絵本選びに迷ったらここ!絵本ラウンジLOOPなかの行ってみた感想:選書の参考にも

あと、絵本を選んでいてなかなか困るのが選書の問題。

子どもが興味をもつ表紙、雰囲気、お話、長さ、年齢に合ったレベル…と条件のそろった絵本を選ぶってけっこう大変です。

しかも、飽きないように何冊も必要になってきますから、絵本選びが追い付かないと最近悩んでいました。

このなかのLOOPにある絵本を参考にすれば、当分絵本のネタ切れとは無縁…!と夢中で画像や動画を大量に撮ってきました♪

ちなみになかのLOOPを運営している一般社団法人B.A.E.育英会によると、以下の基準で選書されているそうです。

🌱子どもたちや親御さんに「是非読んでほしい」と自信を持って勧められる名作・傑作。

🌱読後の印象が深く、絵・物語双方の観点で長きに渡って子どもたちの記憶に残ると思われるもの。キーワードは「驚き」「興味」「サスペンス」「ユーモア」「満足感」「あたたかさ」。

🌱世界の国々の文化がありありと感じられるもの。又、様々な国の言語で書かれているもの。

🌱学習絵本は、教科書的な要素が並べられているだけでなく、子どもに興味を持たせ飽きさせない工夫がふんだんになされているもの。

選書会議はいつも白熱するそうで、思わず手に取ってみたくなる魅力的なものが多かったです。

絵本選びに迷ったらここ!絵本ラウンジLOOPなかの行ってみた感想&読み聞かせのコツ 海外の絵本も豊富

5000冊の蔵書があるなかのLOOPですが、海外の絵本はそのうち約300冊あります。

そのうち、約100冊が英語の本とのこと。

また、英語が話せるスタッフの方が1名いらっしゃって、館内にいる場合はサポート可能だそうです。

その他ドイツ語が話せるスタッフも在席されています。

絵本選びに迷ったらここ!絵本ラウンジLOOPなかの行ってみた感想&読み聞かせのコツまとめ

「絵本ラウンジLOOP なかの」は、絵本を通じて人と人とがつながる温かい空間です。お子さんと一緒に、新しい絵本の世界を探しに出かけてみてはいかがでしょうか?

また、読み聞かせのコツを実践したり、どんな絵本を選べばいいか悩んだときの選書の参考にもぴったりの場所です。
たくさんの絵本に囲まれながら、親子でお気に入りの1冊に出会えるチャンスかもしれません。

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