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資格試験は数あれど、TOEICは英語の実力を測るうえで根強い人気のある試験ですよね。
そのTOEICでハイスコアを持っておけば、就職のうえでかなり有利であることはまちがいありません。
この記事ではTOEIC975点を取得している筆者が、直前対策で使用している2冊を紹介します。

- TOEICスコア975点
- アメリカとカナダの帰国子女
- 社内通訳/翻訳歴20年以上
- 海外ドラマでの英語学習などの情報を発信中。海外ドラマとオンライン英会話で英語力アップを続けています。

結論からいうと
・最新のTOEIC公式問題集
・「TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問」
の2冊をやりこむのが近道だと思います。
それではいってみましょう。
TOEIC975点の元外資系社員が使っている直前対策本はこの2冊
まずは2冊をかんたんに紹介します。
TOEIC公式問題集 | 言わずと知れた公式問題集。 2025年2月時点で11冊目が出版されています。 TOEICは難易度がどんどん上がり、単語などの内容も幅広くなってきているので、かならず最新の問題集をゲットすることをおすすめします。 |
「TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問」 | TOEIC学習者界隈で知らない者はいないであろう一冊。 TOEIC学習者界隈で有名な参考書はたくさんありますが、ある程度単語や文法に自信のある人であれば、この1冊を何回も解くのがよいのではないかと思います。 |
TOEICの前はこの2冊だけやりこんでおき、970点台をキープしています。
一冊ずつみていきましょう。
TOEIC975点の元外資系社員が使っている直前対策本はこの2冊:公式問題集
一冊目は、公式問題集です。
2025年時点で、11冊まで出版されています。
一冊3,300円と決して安くはないのですが、こればかりは投資と思って最新のものを入手して解くことをおすすめします。
TOEICは年々難易度が上がっています。
わたしも受検しましたが、おもにこんな点が特に難しくなっていると痛感しました!

特に、リスニングテストの難易度には驚きます!
TOEIC975点の元外資系社員が使っている直前対策本はこの2冊:公式問題集 リスニングについて
公式問題集で予習していくと、本番のレベルが想定できるので、当日あわてずにすみました。
もし公式問題集で予習していなかったら、
「リスニングはまあ何とかなるでしょう」
と油断して当日あまりの難しさに頭が真っ白になって全問全滅していた可能性だってあったと思います。。
それぐらいリスニングはスピードとアクセントに慣れておくことが大事です。

たとえば耳なじみのない外国人の名前が一個出てくると、それに気を取られているあいだにどんどん問題が進み、気が付けば何も必要な情報を得られないまま設問だけが進んでいきます。恐怖です。。
TOEIC975点の元外資系社員が使っている直前対策本はこの2冊:公式問題集 リーディングについて
それから、誰もが苦戦するリーディングは、特にPart 7の物量の多さに慣れておいたほうがよいです。
1問解くのにかかる時間を測っておき、1問あたりどれぐらい時間をかけられるか把握しておかないと、読解しなくてはならない物量の多さに圧倒されます。
内容も、年々ひねったものが出てきます。
そのひねり具合に慣れておくためにも、やはり公式問題集は絶対外せないと感じます。

1冊に模擬試験2回分が入っているので、TOEIC試験直前はどんなに時間がなくても2時間×2回、計4時間確保して問題を解くことにしています。
問題集を解く際のコツは、必ず1回分の模擬試験を通して解いてみること。
そのほうがどれぐらいの集中力が必要かがわかりますし、当日のペース配分の感覚がつかめます。
どうしてもアクセントの強い英語に慣れるのが難しいなら、こちらの対策もおすすめです。
TOEIC975点の元外資系社員が使っている直前対策本はこの2冊:「TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問」
もう1冊は、TEX加藤さんによる「TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問」です。
タイトルどおり、1000問の問題がぎゅっと一冊に詰まっています。
TEX加藤さんはTOEICでほぼ毎回満点を取得しているTOEIC講師の方。
現在は講師のお仕事はやめて別の仕事をされているようですが、プロフィールは以下のような方です。
1967年大阪府生まれ。神戸市外国語大学外国語学部英米学科卒。レコード会社のプロモーター、大手メーカーの米軍基地担当営業、外資系小売業のバイヤー、玩具メーカーの商品企画職で約20年のビジネス経験あり。
2010年にTOEIC講師に転身し、エッセンス イングリッシュ スクール、明海大学でのTOEIC指導の仕事を経て、2013年4月から2023年3月まで、神田外語学院で常勤講師兼職員として勤務。現在、神田外語グループ・アカデミックアドバイザー。
2021年10月、TOEIC公開テストで満点取得回数100回を達成。
TEX加藤さんのブログより引用
この問題集は品詞、動詞、前置詞などに分けて出題されており、自分の弱点が大変分かりやすくなっています。
解説もコンパクトでわかりやすく、TOEICの出題傾向を知り尽くしていないと書けない内容になっているかと思います。
これを解いてから本番を受検すると、本番がやさしく感じられて自信につながります。
TOEIC975点の元外資系社員が使っている直前対策本はこの2冊:まとめ
どんなに時間がないときでも、この2冊で試験の感覚を取り戻しておくことによってハイスコアをキープできていると感じます。
気になるかたはぜひ手に取ってみてくださいね。

この2冊を解いてみて単語と文法をそれぞれ強化したいなと思ったら、以下の2冊もおすすめです。
金のフレーズもTEX加藤さんの著書で、英語学習者界隈では超有名な本です。
ロイヤル英文法は翻訳家の柴田元幸さんもおすすめの一冊です。

さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。
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