子どもが小さいうちから英語を身につけさせたいけど、何から始めればいいんだろう…
子どもの英語教育、悩ましいですよね。
効果があるかどうかはわからないけど、小さいうちに何もしなかったばっかりに、我が子が他の子たちに取り残されたらどうしよう…
小学校に上がってから英語で苦労したらどうしよう…
今のうちに、ペラペラとまでは言わないからせめて英語を好きになってほしい!
と思うのが親心ですよね。
息子(3歳)バイリンガル保育園に通っていますしたが、結論からいうと、息子は今のところ英語が大好き。
外を歩いていて外国人の親子に出会うと
“Hello!“
と自分からあいさつするぐらいです。
この先もっと興味のあることが出てきたらそちらを優先するようになるかもしれません。
が、それでも英語に興味をもち、外国人にも親しみをもっているので、バイリンガル保育園に入れていることが功を奏しているのではないかと感じています。
今回は息子が通っているバイリンガル保育園の様子をかんたんに紹介します。
それではいってみましょう。
3歳児の英語教育:バイリンガル保育園の様子
まずはバイリンガル保育園がどんなところを紹介します。
3歳児の英語教育:バイリンガル保育園は英語を話せるスタッフ常駐
息子の通っている保育園では、英語を話せるスタッフが以下のとおり常駐しています。
- ネイティブ 1名
- ノンネイティブ 2名(日本人1名、韓国人1名)
スタッフ11名の少人数制の保育園ですが、そのうち3名の先生が英語を話せます。
筆者が感じた、ノンネイティブスタッフの英語力は以下の通りです。
- 日本人スタッフ:海外留学経験があり、ふだんの会話でも英語がさらりと出てくるレベルの方
- 韓国人人スタッフ:少しアクセントがあるけど、流暢な英語を話す方
園での英語使用の方針を決めているのは、ネイティブと日本人スタッフの2名です。
下記のようなルールがあります:
ネイティブスタッフは園児と接するときは絶対に日本語をしゃべらず、英語のみ使用する
このルールが存在することによって、園児はネイティブスタッフと話すときは絶対に英語を使う必要があります。
本当は日本語も流暢な先生なのですが(笑)
「あ、なんだ日本語できるんじゃん!」
ということがわかると、園児たちはつい日本語になってしまうから、とのこと。
そしてこの先生はこのルールを今までに一度も破ったことがないということで、ほかのスタッフからも絶大な信頼を得ています。
もちろん、保護者と園児がいっしょにいるときも英語です。
(日本語を使って保護者と会話していたら日本語ができることがばれるため)
そのため保護者の英語力も鍛えられます(笑)
ネイティブスタッフと園児は毎日5分、マンツーマンで英会話をする時間がある
子どもたちは毎朝15分のサークルタイム(みんなで輪になって座り、先生が中心になったお話をする時間)でネイティブスタッフとグループで会話をします。
だいたい園児10人に対し、ネイティブスタッフ1名がついています。
それと別に、マンツーマンで毎日5分、ネイティブスタッフと英語を話す時間がもうけられています。
子どもの集中力が持続する時間や、
「ほかの子たちとおもちゃで遊びたい~」
という気持ちをおさえながら会話させるのには妥当な時間の長さだと感じます。
また、短い時間でも毎日話す、というのが大事なのは語学の学習のうえでは常識ですよね。
息子はのりものが大好きなのですが、
- excavator(ショベルカー)
- ambulance(救急車)
- monster truck
といった単語をマンツーマンの時に教えてもらっています。
好きなものに特化して学べるのもあって、やる気満々で会話しているようです。
以前は単語を連発するだけでしたが、最近は
”It’s an ambulance.”
”The car is white.”
など、センテンスを意識して教えてくれているので、少しずつ文章が話せるようになってきました。
発音はネイティブ並みとまではいかなくても結構きれいで、保育園の外で会う人によく褒められています。
園には日本語と英語のワークシートがそれぞれあり、どちらを選ぶかは園児の自由
保育園にはつねにたくさんのワークシートが用意されており、自由時間にはそれをこなす子が多いです。
日本語のシートもあるのですが、息子は好んで英語のワークシートを選んでいるよう。
不完全ながら、自分の名前もアルファベットで書こうとした形跡があります。
英語のシートを使うよう、強制などは一切しないそうです。
保護者によっては、幼稚園への入園対策として日本語のひらがな読み書き中心のシートをやらせたいおうちもあるそうで、そのあたりは臨機応変に対応しているとのことでした。
3歳児の英語教育:バイリンガル保育園の室内環境
次に、園児が過ごしている保育園の室内環境について。
流れている曲は英語の曲がメインで、掲示物もすべて英語です。
(子どもたちのリクエストで「はたらくのりもの」やBTSの曲がガンガン流れているときもありますが)
英語の歌は
- The Alphabet song
- Twinkle-twinkle little star
- Rain, rain, go away
- Hello, how are you
- The clean-up song
- Baby Shark
などをよく歌っています。
また、園でおこなうクリスマスやハロウィンのイベントなどでの配布物や、ニュースレターもすべて英語です。
置いてある絵本は英語と日本語の本が半々ぐらいという印象です。
園児が自分の荷物をしまうロッカーの名前も英語で書いてありますし、
「今日は〇月X日、△曜日、くもり」といった掲示の内容も英語です。
雰囲気は、私自身が子どものころに通っていたアメリカのナーサリースクールに結構似ていると感じます。
どちらかというと雑然としていて、壁に所狭しと子どもの作品が飾ってあります。
ふだん目にしているせいか、アルファベットを覚えるのはどの子も早いと感じます。
また、息子はよく朝、天気をチェックして
「今日はcloudyだね!」や
「今日はsunnyだね!」
と言っています。
雨が降ってくると
“♪Rain, rain, go away, come again another day…”
と歌ったりしているのを聞くと、英語に慣れ親しんでいるんだなと感じます。
3歳児の英語教育:バイリンガル保育園での日常英会話
保育園のスタッフは英語を生活の要所要所で使っています。
- Good Morning
- See you tomorrow
- Bye
- Thank you
- Please
といった基本的なあいさつにはじまり、
- Cool!
- Oh my gosh!
- Oh, no!
- Yummy, yummy!
などの言葉もよく使っています。
それから、おしたくをうながす言葉も英語です。
- Take your shoes off, please.
- Stand up, please.
- Sit down, please.
- Close the door, please.
- Put away your jacket, please.
- Come here!
といった言葉は毎日使われています。
これに対して息子はよく理解せずにYes! No!と返す程度でしたが、最近は意味を理解したうえで
Ok!
とお返事しています。
また、朝の検温も英語が使われていて、4歳の女の子は「36.6度」という表示をみて
“It’s thirty-six point six!“
とちゃんと読み上げていました。
これだけ英語ができるようになったら、ぜひ維持させてあげたいと思いますよね。
バイリンガル保育園ってどう?3歳児の英語教育まとめ
幼少期に英会話を教える意義については賛否が分かれるとは思います。
うちは保活の結果、たまたま現在のバイリンガル保育園にしか空きが見つけられなかったので入園しました。
中にはそれほど英語に興味がない子もいるようなので一概にはいえませんが、息子は英語が比較的好きなほうなので、今では通わせてとてもよかったと感じています。
また、いろんな人種の人とふれあう環境であるのもいいなと思います。
親としては、英語に興味がなくなって忘れちゃってもいいけど、将来また興味を持った時のために、せめて発音だけはきれいに保ってほしいということ。
それから人種的な偏見をもたないで育ってほしいという2つを願っています。
英語をきらいにならないでほしい!という気持ちにばっちりこたえてくれるのがオンライン英会話のハッチリンクジュニア。
息子はとても楽しくレッスンを受けていました♪
おうち英語編も気になる方はこちらの記事もどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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